1階床工事,大引き

おうちにお店をつくる

▼MENU
床断熱が届いたとの連絡があり
性能どおりのものかチェックするために現場に
断熱材
















当社で使う床断熱材は、高性能グラスウールが標準的です
WUC(アルムjp標準:地熱利用の全館空調のことです)の場合は
基礎断熱ですから床断熱材はなしです
高性能グラスウールは厚さ140mmで根太間を隙間なく埋めることができるのと・・・
消防士さんの家を設計した時に、火事の時に燃えないグラスウールを指示いただいたのです

大引き
ちょうど床の作業前ですので、束と大引きのチェック
大引きは土台と同サイズで、土台と一体化して床根太を支えます
根太に2x6(38mmx140mm)サイズを使うので、大引きの間隔は2.55m以内でいいのですが
当社では1.0m前後の間隔にしています。
それは、フローリングが主流の床音をできるだけ少なくしたための贅沢です

スケール
当社が大工さんに支給しているスケール(巻尺)です。年季が入ってきました
実はフィートしかない2x4用のものだからです

スケール02
北米には壁芯(壁の中心を基準にする)の概念がありません。
だからオリジナルの2x4では壁の外から測ります。
煉瓦積みがポピュラーだった名残です。だって壁の中心は煉瓦を積むのにじゃまでしょう

スケール03
最初の16インチが赤くなっています。
最初の根太の左側(中心じゃない)の印です

スケール04
次の根太位置は16x2倍で32インチです
1インチは25.4mmだから根太の間隔は406.4mmとなり
割り切れない数字を足していくのは大変なんで、アメリカからこのスケールを送ってもらったのです
(今ではインターネットで簡単に購入できるようになりました)

1階床01
1階床が出来たとの報告を受けて、1階壁の墨出しチェックに行きます
16インチピッチで並べた根太に合わせた床の合板は4フィートx8フィートと
日本の合板の役1.8倍の大サイズ。その分継ぎ目が少なく丈夫です

1階床
墨出しとは壁の位置を原寸で書き出した寸法図のこと
左から窓下寸法、窓上の梁の番号、梁を支える柱の寸法、柱の位置と支える本数を表しています

1階床03
玄関の変形した床も2x4ならすんなりと加工できます

1階床04
右がユニットバスの位置左がドライな坪庭です

1階床05
きれいに分けて準備されている窓周りの材料たち
いまでは工場で加工されることが多く、現場でつくることが少なくなりました
工場生産は効率アップにはなりますが、当社ではできる限り現場でつくります
工場の職人さんより、大工さんの方が熟練度が高いのと、破材が有効に利用できるからです
なにより、加工をいとわない職人さんの方が腕がよいようです

仮説
さあ、いよいよ壁が立ち上がります
県道の真ん前です。木辺が飛ばないように足場も早めに準備しました

住宅をつくる

お店をてづくり

お店のホムページをてづくり

番外編:当社のWeb史

さらにくわしく:リンク

QLOOKアクセス解析