おうちにお店をつくる

▼MENU
外部の合板を一気に貼ります
一般的に日本型の2x4は工場で組み立ててくるので壁の合板は工場で貼ってきます
その方が正確な建物になるので合理性はあります
一方エリア・サインの設計は現場で合板を貼るように指示してあります
合板貼り01
















リビング部分が貼り進んでいます
よく見ると合板が横長で、しかも継ぎ目が剥いているのが透けて見えます
隙間から想像すると、合板は1階の壁と2階の床そして2階の壁とまたがって貼られています
合板貼り02
2階に上がるとやはり1階とつながっていますね
合板を現場で貼る理由
乾燥木材が原則である2x4材でも、梱包を解くとさらに乾燥して縮みます
組み立てて上から力をかけるとさらに縮みます
合板は柱(スタッドといいます)と釘で緊結され水平の力を受け持つ構造材です
スタッドが組みあがってから合板で一体化する方がより強くなります
1階の床と1階の壁、1階の壁と2階の床と2階の壁も連続するのでさらに好都合なんです

合板を貼る03
お店の部分です
合板を貼る04
②合板を横に隙間を開けて貼る理由
まず隙間は1mmから2mm程度。現場では一番大きな赤釘一本分と指示しています
隙間は皆さんの想像通り、柱(スタッド)のさらなる縮みを想定しています
構造材とはいえ、合板と合板の継ぎ目は弱いものです。
合板を横にそして上下で継ぎ目をずらして貼る理由は、縦より横の方が1枚の合板にかかるスタッドの数が2倍になるからです
そして、そういう理由で屋根合板も横に貼ります

合板を貼る05
軒の出をチェック
シンプルに設計しても軒の出は必要です
屋根換気用の換気スリットを軒裏に収める必要があります
さらに出入り口の上はある程度軒先を取らないと、小雨の時に開けられません
雨樋も基本は外付けにしています。私は樋は時々交換しなければならない消耗品と考えています

合板貼り06
和室の前まで貼られた合板の様子
それよりお店の中には、ペアガラス入りのマービンが届いています
合板が貼り終わればいよいよ取付です。壁の開口寸法をもう一度チェックして帰りましょう












住宅をつくる

お店をてづくり

お店のホムページをてづくり

番外編:当社のWeb史

さらにくわしく:リンク

QLOOKアクセス解析